中国当局が友好アピールも専門家「タリバンが手のひら返す」と警告 帝国の墓場」の二の舞になるか

中国当局が友好アピールも専門家「タリバンが手のひら返す」と警告 帝国の墓場」の二の舞になるか

https://www.epochtimes.jp/2021/08/77484.html

アフガニスタンの旧支配勢力タリバンが同国を掌握したことを受けて、中国の政府系メディアは連日、タリバンを賛美する報道を展開し、米軍撤退はアフガニスタンに混乱を招いたとし、米国の対応を非難した。専門家は、中国当局タリバンが友好ムードをアピールしているが、テロ組織のタリバン中国当局に対して手のひらを反す可能性は十分にあると警告した。

中国国営新華社は15日、『カブール陥落は米国覇権主義の零落の鐘を鳴らした』と題した評論記事を掲載した。記事は、米軍のアフガニスタンからの撤退は、「サイゴン陥落」の歴史を繰り返したと主張した。「『カブール陥落』は、米国は(過去20年間続いたアフガニスタン紛争という)長い戦争において成功しなかったことを意味する」「『カブール陥落は米国の国際的イメージと信頼性が崩壊したことを意味する」などと記事は指摘した。

新華社は14日付の評論記事は、米政府が外交官らを国外に退避するために、アフガニスタンに兵士3000人を派遣するとの計画について、「さらなる混乱を招く」と非難した。

いっぽう、中国政府系メディアはタリバンを賛美している。共産党機関紙・人民日報や新華社は15日、タリバンのザビフラ・ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官の話を引用し、「市民の安全を守り、社会の秩序を維持するために、タリバン武装兵士がカブールに入った」などと報道した。

(以降、URL参照)



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【感想】

中国国営新華社は15日、『カブール陥落は米国覇権主義の零落の鐘を鳴らした』と題した評論記事を掲載した。記事は、米軍のアフガニスタンからの撤退は、「サイゴン陥落」の歴史を繰り返したと主張した。かつてソ連アフガニスタンに侵攻し、西側諸国はモスクワ五輪をボイコットし、ソ連は力を吸い取られて崩壊した。アメリカは同時多発テロ以降アフガニスタンで戦争を継続し、結果として軍産複合体アメリカの国家予算を吸い取り、トランプ大統領が名誉ある撤退の路線を敷いたにも関わらず、バイデンが台無しにして米国の醜態を晒した。バイデン政権の高官が「アフガニスタン軍が育たず、戦う意思も能力もなかったため、この結果になった」と言及したが、これは日本にとって人ごとではない。早く憲法改正して、自国を守る意思と能力を備えなければ、日米安保は機能しないことを物語っている。




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