中国電波ジャック事件から20年 映画『長春』が語る感涙の真実


国電波ジャック事件から20年 映画『長春』が語る感涙の真実

https://mb.epochtimes.jp/2022/04/103963.html

2002年3月5日午後8時、中国長春市で十数人の法輪功学習者が地元テレビ局の電波を50分間ジャックし、中国共産党による法輪功への中傷を暴露する番組を放送した。20年後の今、その真実がアニメーション・ドキュメンタリー映画という斬新な形で世界に発信されている。
事件発生から数時間後、中国当局戒厳令を発動した。5千人以上の法輪功学習者が逮捕され、そのうち400人以上が強制労働収容所に投獄された。電波ジャックに関わった法輪功学習者のうち、少なくとも8人は尋問中に惨殺された。15人は4~20年の禁固刑を言い渡されたが、そのほとんどが獄中死だった。
こうした恐怖から海外に脱出する者もいた。その一人が「中国のアニメ王」と呼ばれる漫画家、大雄(Daxiong、本名・郭競雄)氏である。事件後、長春を離れ、北京や広州を転々とし、2008年にようやく米国にたどり着いた。 この間、中国共産党に3度逮捕された。
カナダ人映画監督ジェイソン・ロフタス(Jason Loftus)氏の最新作、アニメーション・ドキュメンタリー映画長春』(英語タイトルEternal Spring: The Heist Of China’s Airwaves、和訳:永遠の春=中国の電波をめぐる争奪戦)では、大雄氏が主人公の一人として、事件を回想している。この映画は、大雄氏の卓越した画力、目撃者の証言、事件の調査・分析を融合させ、事件を再現している。
長春』は6年の歳月をかけて制作された。大雄氏は、観客のために貴重な歴史の再現に力を注ぐだけでなく、故郷への深い思いも注いでいた。
ロフタス氏は、映画だけでなくVRビデオゲームも制作するLofty Sky Entertainment社のCEO兼エグゼクティブプロデューサーである。2人の出会いは2012年、大雄氏がLofty Sky社に雇われ、同社のビデオゲームにコミックアートを提供したのがきっかけだった。当時、ニューヨークで活動していた大雄氏は『ジャスティス・リーグ』や『スター・ウォーズ』のコミック化を手掛けていた。
ロフタス氏は大雄氏から電波ジャックの話を聞き、深く感動していた。そこで2人は、この事件を記念し、その全貌を明らかにするために、この映画を共同制作することにした。

長春』の制作チームは8日、毎年恒例のオランダ人権映画祭「Movies That Matter」(4月8日~16日開催)に参加するためハーグを訪れた。

映画祭期間中、ロフタス氏はヨーロッパの映画批評サイト「Business Doc Europe」のインタビューに応じ、「この映画の主人公たちは、中国国営メディアの誤ったプロパガンダに対抗するために、あえて危険を冒して声を上げた」と述べ、主人公たちの勇気を称えた。
彼自身、中国政府からの迫害を受けた経験がある。中国政府は、法輪功学習者との関わりを理由に、出版社を脅し、彼の会社との取引関係を断ち切らせた。同時に中国にいる妻の親族も当局から警告を受けたという。








【感想】

NTDカナダ製作のドキュメンタリー長編を以前視聴して言葉を失った。フィクションではない真実の緊迫感が溢れていた。ウクライナ紛争に関して、軽々しく「降伏すればいい。逃げればいい」と主張する輩は、日本人はこうした社会で生きればいいと主張しているようなものである。ロシアによる北海道侵攻や中国による沖縄侵攻も絵空事ではなくなってきた。もし他国に占領されれば、海に囲まれた日本人に逃げ場はない。サンクチュアリに関わった者は真っ先に粛清対象となるであろう。日本人のDNAには鉄杖精神にも通じる武士道精神が根付いている。どんなフィールドで戦うことになるか知れないが「サタンに負けないぞ」という気持ちだけは持ち続けたい。




by ロード



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