「核使用は重大な間違い」米大統領、ロシアを牽制

https://www.sankei.com/article/20221026-LNXP2FFKKNOP7GYV4UTEINLD5Y/

【ワシントン=渡辺浩生】バイデン米大統領は25日、ウクライナ放射性物質をまき散らす「汚い爆弾」を使う恐れがあると主張するロシアが自ら核兵器を使用するのではないかとの見方をめぐり、「ロシアが戦術核兵器を使えば、非常に重大な間違いを犯すことになる」と牽制した。記者団の質問に答えた。
米政府はロシアの主張は「虚偽」と表明。ロシアは核攻撃を自作自演する「偽旗作戦」を計画しているとの観測が浮上しており、バイデン氏は「今日その問題に関する話し合いに多くの時間を費やした」と述べたうえで、「偽旗作戦を計画しているかどうかはまだ確認していないが、重大な過りとなる」と強調した。

国防総省のライダー報道官は25日の記者会見で、ロシアが核兵器の使用を決断したとの兆候はみられないとし、露側との対話を維持しつつ、引き続き情勢を注視すると強調した。

一方、ライダー氏は、ロシアが部隊の定期演習を実施する計画を米政府に通知したことを明らかにした。露側の通知は「(米露間で合意した)軍備管理上の義務と透明性に関する責任を順守したものだ」と指摘。演習の詳細について言及を避けたが、ロイター通信によると、弾道ミサイル発射が含まれるという。









【感想】

バイデン政権の立場も不安定である。ロシアに対して核使用は許さないと発言する裏で、ゼレンスキーをけしかけてプーチンを追い詰めている。固唾を飲んで見守った中国共産党大会は、習近平が政敵をなぎ倒し独裁体制を固め、台湾侵攻が時間の問題となった。この期に及んでアメリカが台湾に曖昧戦略を続けることは得策ではない。頼りないバイデンが台湾有事には介入すると発言しても不安は払拭できない。戦わずに勝ちたい中国は、台湾の内部分断工作を激化させ、対外的には、軍事行動を取った場合に、それは中国の内政問題であり、干渉すべきでないと同調する国を増やす多数派工作をしている。だらしない日本の国会を見ていると、日本は戦わず負けそうに思えてくる。




by ロード



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