「第2のセウォル号」に危機感 尹政権、序盤最大の試練に

https://www.sankei.com/article/20221030-3GKQID2KPRNGBC2VSQ6TYRASE4/

【ソウル=桜井紀雄】韓国ソウルの繁華街、梨泰院(イテウォン)で29日夜に起きた大規模な転倒事故で10代、20代を中心に150人以上が命を落とした。高校生ら約300人が犠牲となった2014年の旅客船セウォル号事故以来の惨事となった。多数の若者らの生命にかかわる事故は政権の行方も左右しかねず、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は、危機感を持って事態の収拾に全力を傾けている。
「ソウルのど真中で、起きてはならない悲劇と惨事が発生した」

尹大統領は30日朝、国民向けの談話でこう述べ、国政の「最優先順位」を事故の収拾とそれに続く措置に置くと強調した。
「国民の生命と安全に責任を負う大統領として心が重く、悲しみを抑えきれない」と沈鬱な表情で語り、発表を終えると、記者団の質問を受けずに事故現場の視察に向かった。
尹氏は29日夜、事故の一報を受けるとすぐに被害者の救急や治療に万全を尽くすよう指示し、緊急会議に臨むなど、矢継ぎ早の対応に出た。
14年のセウォル号沈没事故では、当時の朴槿恵(パク・クネ)大統領が事故直後の動静が不明だったことや事故対応の不手際が批判された。16年に親友の国政介入の発覚を受けてデモが起きた際も、事故対応への批判が再燃し、退陣の原因の一つとなった。

その影響もあり、国民の生命と安全にかかわる問題では、世論の非難が増幅しやすい。尹氏が今年8月にソウルの水害現場を革靴姿で訪れたときも批判的な報道が相次いだ。

尹氏は支持率が30%前後と低迷が続き、国会では少数与党でなおかつ最大野党との対立が激化するという難しい国政運営を強いられている。日頃から国民の生命と安全を最優先する立場を強調する尹氏にとって今回の事故対応は政権序盤最大の試練となりそうだ。








【感想】

ソウルでサタンの祭典ハロウィンで雑踏圧死事故が起き150人以上が死亡した。セウォル号のように痛たましい。事件を保守政権攻撃の道具に使う左翼マスコミも酷い。若者らが悪魔のコスプレでバカ騒ぎして霊的に良いはずがない。クリスマスも近いので、商業至上主義のハロウィン文化は宗教界などから自粛を呼び掛けるべきと考えます。映像で見ると身動きもとれない密集状態であった。前の人が転倒しても後ろの人の流れは止められず、折り重なって悲劇となった。再発防止策の策定を求めると共に、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。




by ロード



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