「トランプ氏の本性隠そうと必死」安倍晋三元首相の回顧録発売

https://www.sankei.com/article/20230208-DR6XRT3Z4RIIBNZTB3ZL5MVNR4/

昨年7月に死去した安倍晋三元首相による生前の36時間にわたるインタビューを収録した「安倍晋三 回顧録」(中央公論新社)が8日、発売された。外国首脳らとの秘話や衆院解散を断行した勝負勘、財務省との暗闘など、8月8カ月という憲政史上最長の政権を担った舞台裏を語り尽くしている。
良好な関係にあった米国のトランプ前大統領に関しては「実は軍事行動に消極的な人物」だと北朝鮮が知ったら圧力が利かなくなるため「本性を隠しておこうと必死だった」と振り返った。

また、中国の習近平国家主席が「もし米国に生まれていたら、米国の共産党には入らないだろう。民主党共和党に入党する」と語っていたことを明かし、「思想信条ではなく、政治権力を掌握するために共産党に入った」「強烈なリアリスト」と評した。

国内政治では、消費税率引き上げをめぐり対立した財務省への不信を色濃くにじませた。「財務省と、党の財政再建派議員がタッグを組んで、『安倍おろし』を仕掛けることを警戒していた」としたうえで「増税先送りの判断は、必ず選挙とセットだった。そうでなければ、倒されていた」と語った。










【感想】

トランプ前大統領は「実は軍事行動に消極的な人物であり、それを北朝鮮が知ったら圧力が利かなくなるため、本性を隠しておこうと必死だった」こうしたくだりは実に面白い。また、強烈なリアリストである中国の習近平国家主席が「もし米国に生まれていたら、米国の共産党には入らないだろう。民主党共和党に入党する」と語っていたというエピソードも興味を引く。こうした秘話を外国首脳に伝えるから、皆が安倍首相に傾倒し、葬儀には217ケ国の外国VIPが集まった。正に国葬に相応しい傑出した稀代の大政治家であった。




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