感染者数急増で世界が警戒、対応に追われる各国

感染者数急増で世界が警戒、対応に追われる各国

https://www.sankei.com/smp/world/news/200128/wor2001280037-s1.html

新型コロナウイルスによる肺炎の感染者は28日夜、中国本土だけで同日未明より1600人以上多い4500人超となり急増した。世界各地にも拡大し、各国・地域からの報道などによれば、中国本土以外の感染者は70人を超えた。各国は、中国からの入国者や中国への渡航者の対応に追われている。

 世界保健機関(WHO)は28日の記者会見で、中国からの帰国者の経過観察や、場合によっては一定期間の隔離といった予防措置を講じるよう求めた。

米国は27日、中国への渡航を「再検討」するよう求める警戒レベルに引き上げたと発表した。4段階中2番目に高いレベルで、湖北省への渡航は最高レベルの「渡航禁止」とした。

 フィリピンは28日までに、観光地ボラカイ島などに武漢市から来ていた観光客634人を送還した。政府が航空機を用意し、4つのグループに分けて送還した。シンガポールは28日、湖北省を2週間以内に訪れた渡航者と同省で発行されたパスポートを持つ中国人の立ち入りを29日昼から禁止すると発表した。

 英国は27日、2週間以内に武漢市から英国に渡航した人に、外出を自粛し医師以外との接触を避けるよう要請した。(ワシントン支局、シンガポール 森浩)









【感想】

1918年に流行し世界中で5000万人が死亡したスペインかぜ、14世紀に大流行したペストは全世界で8000万人が死亡した。歴史上には天然痘チフスなど恐ろしい病気があるが、今回の新型コロナウイルス肺炎は、これらに匹敵する猛威を振るう危険性がある。武漢国立生物安全実験室という生物兵器研究所で開発されたウイルスを香港デモに対して使用して鎮圧を試みる前に漏出したという情報がネットに流れている。習近平政権の対策は1000万都市の武漢を封鎖したが、検問所を設けずバリケードで流通を遮断した。1週間もすれば武漢が飢餓都市となることは容易に想像される。大躍進政策文化大革命で情報統制して数千万人を大虐殺した時代は遠い過去である。天安門事件では、いくら当局が情報規制しても隠しきれなかった。現代では武漢の様子は世界中に筒抜けである。武漢で飢餓が始まる頃、習近平に有効な策はあるだろうか。それにしても日本政府の対応は甘すぎる緩すぎる遅すぎる。台湾の蔡英文政権を始めフィリピンのドゥテルテ政権や北朝鮮金正恩政権でも中国人渡航者を追い返している。パンデミック破局の足音が近づく前に、とにかく国賓断念の決定をしてトドメを刺しておきたい。





by ロード




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