「数百万人が死亡する可能性も」 WHO事務局長が指摘

「数百万人が死亡する可能性も」 WHO事務局長が指摘

https://www.sankei.com/smp/world/news/200327/wor2003270004-s1.html

【ロンドン=板東和正】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は26日、20カ国・地域(G20)が開催したテレビ会議形式の首脳会議で、新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的大流行)は非常に急激なペースで加速している」と危機感をあらわにした。「すべての国で積極的な行動がなければ、数百万人が死亡する可能性がある」とし、感染拡大を抑止する対策を強化するよう各国に呼びかけた。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナの感染者は26日、世界全体で50万人を超えた。死者数は2万人以上に達している。

首脳会議後、WHOがテドロス氏の発言内容を公開した。

 テドロス氏は首脳会議で、新型コロナについて「世界的な対応を必要とする世界規模の危機だ」と強調。感染の疑いがある人への検査や患者の隔離、感染経路の特定などは「(各国の)選択肢ではなく義務だ」とし、徹底を訴えた。ワクチンと治療法を確立するための技術革新を進めることも求めた。

 また、医療用マスクや防護服が世界的に不足しているとして「全ての国に生産を増やし、輸出制限を撤廃し、公平な流通を確保することを求める」とした。










【感想】

インフルエンザには季節性があり、撲滅ができずとも、概ね春先には収束に向かう。もし武漢ウイルスに季節性がなく、医療インフラの脆弱な国で感染爆発すれば、数百万人が死亡との予測も大袈裟な表現ではない。武漢ウイルスに変異する特性があるのか、なぜ2度目の感染があるのかなど詳しいことは分かっていない。感染者数でアメリカが世界最多となり、死者数でイタリアが世界最多となっても、中国が公表するデータを誰が信じるものか。中国で工場が再開し店舗が営業を始めても、従業員は何もやることがなく、通常稼働には程遠い。各地で封鎖が長引き、住民と警察との小競り合いが多発している。まるで香港デモにおける香港警察の過激な取締りを見ているようだ。中国での感染爆発第2波は十分あり得る。この場合、中国に戻った日本企業の従業員により、ウイルスを逆流されたと恨みを買われる可能性すらある。そして万一有事となれば、在留邦人は潜在的人質となる。今後の課題は山積みで、ワクチン開発を始め、マスク生産や、PCRより有効なCTスキャナー製造がある。武漢ウイルスとの闘い、そしてプロパガンダ戦は、まだ始まったばかりである。





by ロード




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