「なぜ中国の了解がいるのか」 河野防衛相、本領発揮

ミサイル防衛「なぜ中国の了解がいるのか」 河野防衛相

https://www.sankei.com/smp/politics/news/200804/plt2008040012-s1.html

 河野太郎防衛相は4日午前の記者会見で、ミサイル防衛に関して「相手領域での弾道ミサイルなどの阻止」を盛り込んだ自民党提言が「中国や韓国の理解を得られる状況ではないのでは」と質問され、「主に中国がミサイルを増強しているときに、なぜその了解がいるのか」と語気を強めた。

 韓国についても「なぜわが国の領土を防衛するのに韓国の了解が必要なのか」と述べた。

 中国は急速な勢いで弾道・巡航ミサイル開発を進めており約2千発を配備。その多くが日本を射程に収めるとされ、日本は抑止力の抜本的な強化を迫られている。

自民党は中国や北朝鮮の脅威の増大を踏まえ、「専守防衛の考え方の下」で「ミサイル阻止能力」の保有を検討するよう求める提言をまとめた。4日午後に安倍晋三首相らに提出する予定だ。



f:id:hamamatsu3000:20200806010047j:plain






【感想】

河野防衛相は、ミサイル防衛強化に関して、記者から「中国の理解が得られるのか」との質問に「なぜ中国の了解が必要なのか」と言い返し「状況によっては尖閣自衛隊を出動させる」と明言した。在日米軍司令官が「100%尖閣を守る」と断言した言葉に呼応しており、効果的な抑止力になった。日米安保条約では、日本側が後方支援だけして米軍だけが戦うことはできない。あくまでも自衛隊が血を流す覚悟で戦うことが前提であり、それを米軍が協力して共に戦うとなっている。この観点から両者の言葉の掛け合いは有意義で、中国に侵略を思い留まらせる効果がある。それにしても間の抜けた記者の質問である。まるで、泥棒に向かって家の玄関に鍵を付けてもいいですか?と聞くようなもので、マスコミのレベルの低さが推し測られる。中国が「すみませんが、日本に向けて核ミサイルを配備してもよろしいでしょうか?」と伺いを立ててきたことはないから、当然今回の件で、中国側の了解は不要である。河野氏アメリカで語ったジョーク「昨年は外務大臣として来て、今年は防衛大臣として来た。来年は総理大臣として来るかもしれない」が現実となることを希望する。かつて安保改定を成し遂げ、混乱の責任を取って退陣した祖父の岸信介氏に倣い、安倍首相も憲法改正を成し遂げて退陣し、ポスト安倍河野太郎氏を推してもらいたい。




by ロード




クリックして応援してね。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村