ミャンマー治安部隊がデモ参加者100人超殺害、クーデター後最悪

ミャンマー治安部隊がデモ参加者100人超殺害、クーデター後最悪

https://www.epochtimes.jp/2021/03/70658.html

[27日 ロイター] - ミャンマーの地元メディアや目撃情報によると、「国軍記念日」の式典が開かれた27日、治安部隊が各地で抗議デモの参加者に発砲し、複数の子供を含む114人が死亡。2月1日のクーデター発生以降、最悪の被害者を出した。

一方市民グループによると、軍用機が少数民族カレン族自治を行う地域の村を空爆し、少なくとも2人が死亡した。反政府組織のカレン民族同盟はこれに先立ち、タイ国境に近い国軍の拠点を襲撃し、国軍中佐ら10人を殺害したと表明。近年比較的平穏だった同地域で緊張が高まっている。

クーデターで全権を掌握したミン・アウン・フライン総司令官は国軍記念日の演説に立ち、市民を守り、民主主義を目指すと強調した。

27日は、最大都市ヤンゴンのほか第2の都市マンダレーなどで、2月1日のクーデターや民主化指導者アウン・サン・スー・チー氏の拘束に反発するデモ活動が行われた。

ニュースサイトの「ミャンマー・ナウ」によると、各地で治安部隊が抗議デモに発砲し、114人が死亡した。マンダレーでは、13歳の少女を含む少なくとも40人が、ヤンゴンでは少なくとも27人が死亡したという。中部サガイン地方でも13歳の子供が死亡した。

民主化勢力が結成した「連邦議会代表委員会(CRPH)」で広報を担う医師のササ氏は、オンライン形式のフォーラムで「きょうは国軍にとって恥ずべき日だ」と批判した。

国軍の広報担当者は、取材に応じなかった。

(以降、URL参照)



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【感想】

クーデターで権力を掌握した国軍が、民主化デモ参加者の国民を虐殺する行為は、決して正当化できない。重火器を有する軍隊vs丸腰民衆では、勝敗は自ずから決しており、欧米のSNSやメディアがどこまで側面支援ができるかが、民衆の頼みの綱である。時間が掛かれば、香港と同様に暴力で圧殺される。ミャンマー国軍のやり方は、中共警察のやり方と同じである。中共にとって、ミャンマーの人命よりパイプラインの方が大事であり、メコン川下流域の東南アジア諸国に対しては、中共は水源にダムを建設して、歯向かえば、水を止めると脅すことで、従わせようとする。ホワイトハウスに怖いオヤジがいる時には、多くの国は黙っているが、ホワイトハウスの主が、まだらボケになると、イランも北朝鮮ミャンマー国軍も、動き出す。アメリカ国内での内戦の危機や、世界各地の紛争勃発の危機など、大変な時代になってしまった。




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