ミャンマー政変でASEANの見解分かれる 先進国・国連は批判

ミャンマー政変でASEANの見解分かれる 先進国・国連は批判

https://www.sankei.com/smp/world/news/210201/wor2102010019-s1.html

 ミャンマー国軍がアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相らを拘束してクーデターを起こしたことに対し、先進国や国連が強く非難する一方で、ミャンマーと同じ東南アジア諸国連合ASEAN)加盟国では批判する国と「内政問題」として静観する国など対応が分かれている。

 ASEANでは、加盟国の中で最大の人口を抱える民主主義国家、インドネシアが1日、ミャンマー国軍の行動に「懸念」を表明する外務省の声明を発表。「自制と解決策を見いだすための対話」を全ての当事者に要求した。

 シンガポール外務省も同日の声明で「重大な懸念」を表明してミャンマー国軍によるスー・チー氏らの拘束を非難。全ての当事者に自制を求めた。マレーシア外務省も国軍を非難した。

 これに対し、同じASEAN加盟国でも、ミャンマーと同様に中国と近い関係を持つカンボジアは静観する姿勢だ。ロイター通信によると、同国のフン・セン首相は「内政問題」だとし、それ以上のコメントを避けている。

 また、ASEANは内政不干渉を原則としており、フィリピンの大統領報道官は1日、国軍の行動は「内政問題」だとして、同国として干渉しない考えを明らかにした。タイも内政問題だとし、介入しない姿勢を示している。

(以降、URL参照)



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【感想】

アメリカが不正選挙クーデターで政権を乗っ取られると、今度はミャンマーで軍事クーデターが起こった。世界中が不安定となり、重苦しい暗雲に包まれてきた。ミャンマーでは、テレビ・ラジオ・電話・インターネットは止められ、民主化の象徴的存在で事実上の国家責任者であるアウンサン・スーチー氏が拘束された。アメリカを始め多くの国々がミャンマー軍を非難したが、中国はミャンマー軍を支援している。ミャンマーを舞台にした米中代理戦争も起こり得る。戦争になれば、もちろんミャンマー国民にとっては悲惨であり、戦争にならず、軍事独裁政権が続いてもミャンマー国民にとっては悲劇である。ミャンマーに続いて、民主的な国々で軍事クーデターが起きることを懸念している。そして日本も油断はできない。親中派を一掃し、憲法改正を急がないと近い将来が心配である。




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