敵基地攻撃能力保有も選択肢と岸田首相、北ミサイルでNSC

敵基地攻撃能力保有も選択肢と岸田首相、北ミサイルでNSC

https://www.epochtimes.jp/2021/10/80714.html

[東京 19日 ロイター] - 岸田文雄首相は19日午後、北朝鮮弾道ミサイル発射を受けて開いた国家安全保障会議NSC)後に記者団の取材に応じ、敵基地攻撃能力の保有を含め防衛力を向上させることを確認したと明らかにした。今回のミサイルについては、潜水艦発射型(SLBM)だった可能性を含めて分析しているとした。
岸田首相は「昨今の北朝鮮の核・ミサイル技術の著しい発展は、わが国と地域の安保にとって見過ごすことできない」と発言。「すでに国家安保戦略の改定を指示しており、敵基地攻撃能力保有含めあらゆる選択肢検討するよう今日改めて指示した」と述べた。
東北地方へ選挙応援に出向いていた岸田氏は、ミサイル発射を受けて帰京した。午前に遊説先で記者団の取材に応じた岸田氏は、北朝鮮が2発のミサイルを発射したと明らかにした。
一方、韓国軍は1発だったと発表しており、NSC後に記者団からミサイルが分離した可能性を問われると、「私は2発と承知している」と答えた。



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【感想】

ハト派と言われた宏池会出身の岸田首相が、思わぬタカ派ぶりを披露している。明らかに高市早苗政調会長から良い影響を受けている。専守防衛とは侵略戦争をしないという意味であり、敵ミサイルが日本領空に入るまで迎撃しないという意味ではない。抑止力を保持するために、敵基地攻撃能力や報復能力を持つべきなら、そうするべきと思う。最近、中国軍が極超音速ミサイルを地球一周させて、目標に30キロの誤差で着弾させたニュースが米軍を震撼させた。もし本当なら、中国軍はメキシコ湾側からアメリカにミサイルを撃ち込むことができる。アメリカのミサイル防衛システムは、ロシア軍や中国軍が北極海を飛来するミサイルで攻撃してくることを想定しているため、効果は薄い。世界規模で軍事力と軍事体制の再構築が急がれている。




by ロード



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