米共和党、台湾支援法案を提出 対中防衛能力を強化

共和党、台湾支援法案を提出 対中防衛能力を強化

https://www.epochtimes.jp/2021/11/81549.html

[ワシントン 4日 ロイター] - 米上院の共和党議員は4日、台湾の対中防衛能力を強化するため、年間20億ドルを台湾に提供する「台湾抑止力法案」を提出した。無償供与や融資を通じて、米国製の武器・防衛装備の購入を2032年まで支援する。
法案を提出したのは、上院外交委員会の共和党トップ、ジム・リッシュ上院議員のほか、共和党のマイク・クレイポー、ジョン・コーニン、ビル・ハガティ、ミット・ロムニー、マルコ・ルビオの各上院議員
民主党がこの法案にどのような見解を示すかは、現時点で不明だが、台湾支援は、上院で超党派の支持を集める数少ない課題の一つ。
法案には、現行の武器輸出管理法を修正し、米企業が台湾に武器を売却しやすくする条項も盛り込まれている。台湾の対中防衛戦略を毎年調査することも義務付ける。
台湾との軍事交流も強化し、台湾の軍人が米国で軍事教育や技術訓練を受ける機会を増やす。
法案は「台湾の防衛は、民主主義的な価値を守る米国の信頼性と、台湾の市民・政府が体現する自由市場の原理を維持する上で、極めて重要だ」としている。



f:id:hamamatsu3000:20211107004655j:plain






【感想】

中国は国内問題が山積みで深刻となり、共産党内での権力闘争が熾烈を極め、外部に敵を作り、中国国内の目を欺く必要性が生じた時が台湾有事の危機と見る。アメリカ共和党が台湾防止力法案を提出したことは評価できるが、バイデン民主党政権の元で、どこまで実効性が確保できるか不透明である。岸田政権は、とにかく急いで自衛隊のための法整備と防衛費増額を実行しないと手遅れになりかねない。




by ロード



クリックして応援してね。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村