豪首相の総選挙敗北喜ぶ オーカスで対立の仏前外相

https://www.sankei.com/article/20220522-QJKQHZO55ZJ2ZPMFDWTVUSUL3E/

フランスの新内閣発足で外相を退いたルドリアン氏は21日、オーストラリア総選挙でモリソン首相の与党連合が敗れたことについて「私にはとても都合がいいと言わずにはいられない」と喜んだ。モリソン政権は米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」創設で、フランスとの潜水艦共同開発計画を一方的に破棄し、両国関係が険悪化した。
ルドリアン氏は外務省で行われたコロナ新外相との引き継ぎ式でスピーチし、インド太平洋地域に言及した際に話が脱線、出席した職員らの笑いを誘った。

退任で外交辞令から解き放たれたルドリアン氏は「フランスに対する(モリソン政権の)行為は乱暴で臆面がなかった。無能さによるものだったとも言いたい」とこき下ろし「こう言えてうれしい」と発言。最後に「将来オーストラリアと率直で建設的な対話を再開できるよう望む」と配慮を見せた。(共同)









【感想】

対中政策で頼りになったモリソン政権の敗北は、日本にとり、そしてインド太平洋地域にとって暗雲の到来を予感させる残念な結果であった。サタンの力を甘く見てはならない。中国海軍が空母などを増強する中、ソロモン諸島との安保協定を後押しする豪親中政権の誕生は、脅威でしかない。ウクライナ紛争で米軍の頼りなさは露呈した。日本の平和と安全は日本で守る気概を示す時である。




by ロード



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