プーチン氏、極東で軍事演習視察 中露の結束誇示

https://www.sankei.com/article/20220906-MGYBUCT2MVKOJOXX27FUSS6SIY/

ロシアのプーチン大統領は6日、露極東沿海地方のセルゲエフスキー演習場を訪れ、露国防省が実施している大規模軍事演習「ボストーク2022」を視察した。タス通信は、演習場に到着したプーチン氏がショイグ国防相、ゲラシモフ参謀総長と非公開の会談を行い、その後、核搭載可能な弾道ミサイル「イスカンデルM」の発射演習などを監督したと伝えた。
国防省によると、1日から7日までの演習には、中国やベラルーシ、インドなど13の外国が軍部隊やオブザーバーを派遣。ロシアは演習を通じ、ウクライナ侵攻で国際的に孤立したとの印象を払拭する狙いがあるとみられている。中国との結束を誇示し、ウクライナや台湾を支援する日米両国を威圧する狙いもあるもようだ。

演習では、サハリン(樺太)に上陸した仮想敵の部隊を多連装ロケットシステムで撃破する訓練や、戦闘機「ミグ31」による迎撃訓練などが行われた。ロシアが不法占拠する北方領土の国後(くなしり)島と択捉(えとろふ)島でも上陸阻止訓練が実施された。演習の一環として、日本海海域で露海軍と中国海軍による合同対潜訓練や、仮想敵の艦艇に対する合同射撃訓練なども実施された。
ただ、今回の演習に参加したのは計約5万人で、30万人超が参加したとされる2018年の前回演習からは大きく規模が縮小。ウクライナ侵攻には極東を管轄する東部軍管区からも兵員や装備が派遣されていることが要因だとみられている。

プーチン氏は7日、極東ウラジオストクで開催中の露主催の国際会議「東方経済フォーラム」の全体会合に出席する。ペスコフ露大統領報道官によると、プーチン氏はウクライナ情勢や極東の発展について演説する予定だという。








【感想】

ロシアはウクライナで戦争を続けながら、極東でも軍事演習を実施している。二正面作戦を戦う意思はないだろうが、中国とある部分で歩調を合わせるつもりであろう。中国はEEZ内にミサイルを5発もぶち込んでおきながら、日中国交正常化50周年を掲げて厚かましい。更には日本近海で軍事演習を行い、嫌がらせを行なってくる。しかし沖縄知事選での工作は最たる嫌がらせである。玉城デニーは沖縄を日本政府から取り戻す、と沖縄独立宣言とも受け取れる発言をした。もし玉城デニーの再選となれば、日本に暗雲が立ち込める。




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