旧統一教会が改革推進本部 「1件1件誠実に対応」

https://www.sankei.com/article/20220922-PX5OO2WUH5IBFNLBL6F2IWELCU/

安倍晋三元首相襲撃事件から端を発する世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関する霊感商法や高額献金問題などについて、旧統一教会は22日、東京都内の本部教会で記者会見を開き、「コンプライアンス宣言時の指導内容を再度徹底する」とし、教会改革推進本部を設置したことを発表した。
教会改革推進本部の勅使河原秀行・本部長は会見冒頭、「安倍元首相銃撃事件以降、さまざまな報道を通じて世間を大変お騒がせしましたことを心からおわびいたします」と頭を下げた。平成21年のコンプライアンス宣言時の指導を再度徹底し、過度な献金が行われないか確認するという。

現在、政府の関係省庁連絡会議が合同の電話相談窓口を開設しているが「返金請求や申し立てには誠意を尽くして対応し、自ら早期解決を図る。家庭連合に関しては家庭連合において責任をもって1件1件誠実に対応していく」とした。








【感想】

家庭連合が改革推進本部を設置の発表で記者会見を行った。質問で「世界本部から圧力が掛かっても言い返せるのか」と言われると「日本の運営に関しては日本責任役員会で決めます。100%責任と権限は日本教会にあります」とは応えていたが、日本教会の責任者の人事権を韓鶴子女史が握っているので、大丈夫かなと感じた。また改革推進本部に外部の者を入れず、内輪だけでチェックすることに対する懸念も上がっていた。それから自らの意思による献金であっても、借金や過度な出費で生活を圧迫させる献金に対しては、「ストップをかけ、教会として、そのような献金はさせません」と明言していた。この点については前進と言える。天苑宮の建設献金183万と海外送金に関する質問がなく、むしろ不思議であった。教会長や婦人部長に対する献金ノルマの圧力がなくならなければ、末端信者へのプレッシャーは消えないと思う。仮に日本からの送金が止まっても、世界本部に潤沢な資金があって、天苑宮の建設は計画通り進められるのであれば、沈静化に向かうという期待はできるが、もし日本からの送金を当てにした建設計画であるなら、来年さらに紛糾し、解散命令が話題になるかもしれない。




by ロード



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