開港以来、未曾有の不況に襲われる上海 原因は人為的

https://mb.epochtimes.jp/2023/08/165122.html

統計によれば、今年の上半期における上海の経済成長率は、昨年同期(ロックダウン期間)と比較して9.7%増の2兆1300億元(約42兆円)に達したという。しかしながら、現実はそれとは違っている。
昨年の下半期の上海のGDPは2兆5300億元(約50兆円)であり、その期間はまだ完全にロックダウンが解除されておらず、ゼロコロナ政策の時期であった。今年は完全に開放された後でありながら、GDPは昨年の下半期に比べて1.6%下落した。これは、上海が深刻な困難に直面し、大きなダメージを受けていることを示している。








【感想】

中共にとってドル箱の上海を締め付けることは、卵を産むニワトリを締め付けるようなものだ。それでも経済を犠牲にしてでも内部の規律維持の方が優先度が高い。習近平にとっては、ライバルの江沢民派の基盤である上海を弱めることに政治的な意味があるが、一般市民がそのあおりを受けてゼロコロナで痛めつけられては不満のやり場がない。中国の軍事費は驚異的な伸び率ではあるが、治安維持費は、その軍事費を凌ぐ。外相の失踪はアメリカによる逆ハナトラとも噂される。中国の混迷は体制終焉まで継続することになる。




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