安倍首相、辺野古移設「これ以上先送りできない」 沖縄県民投票
https://www.sankei.com/smp/politics/news/190225/plt1902250010-s1.html
安倍晋三首相は25日午前、24日に投開票された米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾=ぎのわん=市)の名護市辺野古移設を問う県民投票で「反対」が有効投票の7割を超えたことについて「結果を真摯(しんし)に受け止め、これからも基地負担軽減に向けて全力で取り組む。世界で最も危険といわれる普天間基地が固定化されることは絶対に避けなければならない」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。
首相は「日米が(平成8年に)普天間基地の全面返還に合意してから20年以上実現されず、これ以上先送りはできない。ご理解いただけるよう全力で県民との対話を続けていきたい」と強調した。
その上で「単に辺野古に新たな基地をつくるということではなく、危険な状況にある普天間基地を全面返還し、移設するための基地であることもご理解いただきたい」と重ねて訴えた。
【感想】
普天間基地の固定化を曖昧にし、辺野古埋め立てに対する県民投票で反対票が多数となった。法的拘束力のないアンケートの類に数億円の経費をかける意味はあったのだろうか。国策に関わる案件は、日本国憲法に則って、国政選挙で選ばれた国会議員による国会と内閣に委ねられている。残念ながら、地方自治体が直接関与することはできない。玉城知事が、県民投票の結果を踏まえる義務があるならば、安倍首相やトランプ大統領に伝えるだけでなく、習近平や金正恩にも脅威除去の要望を伝えて欲しいものである。さて、大東亜戦争では誰も沖縄を見捨てる気持ちはなかった。その現れが、撃沈を覚悟で出撃した戦艦大和の特攻である。沖縄戦の悲劇は、多くの日本人の強い絆の証しを残している。しかし戦後、左翼が巧妙に浸透し沖縄は変容してしまった。
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