海洋大国、日本に忍び寄る黒い影、中国

対中政策、政権内バランスに変化も 中国公船侵入100日


https://special.sankei.com/a/politics/article/20200722/0002.html

尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の海域を中国公船が連続して航行した100日の間、政府は中国側に抗議を繰り返してきた。一方で、政府の対中姿勢は中国を刺激しないよう配慮する場面も目立ち、自民党安倍晋三首相に近い対中強硬派は政府の対応に不満を強めつつある。止まらない中国の挑発行為は、日中の経済関係を重視しがちだった政権内のパワーバランスを変化させる可能性もある。

 安倍政権は平成24年の第2次内閣発足以降、海上保安庁の巡視船を増強し、南西諸島で陸上自衛隊ミサイル部隊の配備計画を進めてきた。しかし、尖閣諸島での船だまり設置など実効支配強化に向けた措置は見送られたままだ。



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【感想】

20世紀迄の日本は、国土が狭く資源も無いというのが小中学校の授業でも定説でした。しかし、21世紀からは領海を含めた「排他的経済水域EEZ」の面積では、約447万平方キロと国土面積38万平方キロの約12倍の広さを持っており、この広さは世界第6位となっている。日本の排他的経済水域の面積(約447万平方キロ)は陸地の面積に例えると、アメリカや中国、ブラジルの陸地面積の約半分に相当し、海底資源の可能性を考えても、日本は押しも押されぬ海洋大国といえる。そして、とうとう中国は尖閣周辺に100日連続で侵入した。200年ぶりに異国船打払令でも出してやりたい気持ちだ。先日、沖ノ鳥島の周辺で中国は日本に無断で調査活動を行った。日本側からの抗議に、「島ではなく岩である」と難癖を付けてきた。ならば、「ウイグルチベット満州も中国の領土ではなく、侵略地であり占領地であり植民地である」と言い返してやりたい。沖ノ鳥島は小さな島ではあるが、万一水没してしまうと、半径360kmの円形の排他的経済水域を失ってしまう。島の周りをコンクリートで固めて守らなければならない。そして沖ノ鳥島南鳥島は似たような立場の島である。今月、河野防衛相は日本最東端の南鳥島を視察した。いろんな意味で良い行動である。





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