ロバーツ判事の怒声報道に最高裁広報が反論

最高裁の告発者「テキサス訴訟の議論中にロバーツ判事が怒鳴った」 最高裁が反論


https://www.epochtimes.jp/2020/12/66180.html

米連邦最高裁判所のジョン・ロバーツ首席判事が最高裁の一室で他の8人の判事を怒鳴りつけ、激戦4州に対するテキサス州の選挙訴訟を受理しないよう求めたという報道に対して、最高裁の広報担当者は反論した。

最高裁の広報担当者は12月18日に電子メールで大紀元の質問に回答し、「パンデミックで建物が閉鎖された3月以来、最高裁は電話で遠隔会議を行なっている」と話した。

最高裁のウェブサイトによると、最高裁判事らは中共ウイルス(新型コロナ)のため、何カ月も直接会っていない。

最高裁の声明は、テキサス州共和党選挙人であるマット・パトリック氏が14日に述べたことと矛盾している。パトリック氏はある最高裁判事のスタッフとされる匿名の人物を引用し、テキサス州の訴訟を受理するかどうかを決めるために、「判事たちは閉ざされた部屋に入った」と主張している。それから、「テキサス州の訴訟を議論し始めた時、壁越しに怒鳴り声を聞いた。ロバーツ判事と他のリベラルな判事らが、正しい判断を下せば何が起こるかを恐れていた」という。

パトリック氏は、「トーマス判事とアリート判事が2000年の『ブッシュ対ゴア』の訴訟を引用すると、ロバーツ判事は『その訴訟はどうでもいい。その時には、暴動はなかった』と話した。つまり、彼は正しい判断を下せば何が起こるかを恐れていた。残念ながら、これは道徳的に臆病だ。最高裁は、何が正しいか、何が間違っているかを決める最後の砦を担う責任がある。彼らはその責任を果たさなかった」と述べた。

(以降、URL参照)



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【感想】

ロバーツ氏の怒声に関する報道の真偽は定かではない。ただテキサス州の提訴を連邦最高裁が却下し、テキサス州の選挙人の多くが投票の際に憤り、他の激戦州の州議会共和党議員に檄を飛ばす決議文が採択され、激戦7州で州知事の推す選挙人とは別に州議会共和党議員の推す選挙人も並び立つ状況となっている。連邦最高裁シドニー・パウエル氏からの上告を受理すると決定したが、審議を1月中旬から始めるとし、腰砕けとなっている。そもそもテキサス州の訴えを認めて暴動が起きた時の責任を危惧して却下したならば、責任放棄の自己保身である。連邦最高裁判事は合衆国憲法の最後の砦であり、法を守ることに専念すれば良いのであり、判決の結果で生じる暴動について考慮する必要はない。それは警察などが受け持つ責任である。今からでも州裁判所や連邦最高裁は毅然と行動し正しい判決を出して貰いたい。そうした判決は1月6日のペンス上院議長及び連邦議員や選挙人の判断に影響を与える。トランプ大統領は自らツイッターで、1月6日のワシントン集会への参加を呼び掛けた。おそらくアメリカ民意の底力を見せつける米国史上最大の反クーデター集会となり、連邦議会に圧力を掛ける。それでも不正選挙結果を容認するなら、圧倒的な民意を背景にして、トランプ大統領が非常手段を決断することになると思う。




by ロード




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