【本然世界に展開する真の父母様本体論論考 補足49】
【今回の記事では、岩崎栄樹さんの論考 補足49を掲載します。なお承認制だったコメント欄を開放しますので、感想や意見のある方は、当記事コメント欄に書き込んでください。by ロード】
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〈原理が解っていない菅井氏〉
(一) 神の二性性相
被造世界が創造される前には、神は性相的な男性格主体としてのみおられたので、形状的な女性格対象として、被造世界を創造せざるを得なかったのである。コリントⅠ一一章7節に、「男は、神のかたちであり栄光である」と記録されている聖句は、正にこのような原理を立証しているのである。このように、神は性相的な男性格主体であられるので、我々は神を父と呼んで、その格位を表示するのである。上述した内容を要約すれば、神は本性相と本形状の二性性相の中和的主体であると同時に、本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体としておられ、被造世界に対しては、性相的な男性格主体としていまし給うという事実を知ることができる。(原理講論P.47)
【3月19日菅井氏のブログのコメントより】
創造前の神様の様相は違います。一人でおられた時の神様は、男性も女性もありません。ただ、創造理想の構築により、自らを男性格主体と為されたのです。その対象としての被造世界を、女性格対象としました。つまり、創造前の神様には、女性としての様相は皆無です。
男性格主体の夜の神様に対して、女性格対象の被造世界を創造するにあたって、神様は女性という個性真理体を新たに構築しました。つまり、創造前の被造世界の構想を構築する前は、女性としての原形はどこにもないのです。
間違った原理観
①一人でおられた時の神様は、男性も女性もありませんでした。
②神様は女性という個性真理体を新たに構築しました。
③創造前の被造世界の構想を構築する前は、女性としての原型はどこにもないのです。
① 菅井氏は、「一人でおられた時の神様は、男性も女性もありませんでした。」と言っています。
しかし、原理講論には「被造世界が創造される前には、神は性相的な男性格主体としてのみおられたので」と書いてあります。
「性相的な男性格主体として」です。
彼は、「創造理想の構築により、自らを男性格主体と為された」と言っているのです。
創造理想の構築以前は、性形・陽陰の二性性相は存在しなかったと言っているのです。
これは、創造以前に神様が自らを性形・陽陰の二性性相として創造したことになります。
創造以前に創造があったということです。
矛盾しています。
原理講論を読むと「被造世界が創造される前には、神は性相的な男性格主体としてのみおられた」とはっきり書いてあります。
男性格主体である神様が形状的な女性各対象として、被造世界を創造されたことがわかります。
②菅井氏は、「神様は女性という個性真理体を新たに構築しました。」と言っていますが、個性真理体という意味を全く理解していません。
女性のことを個性真理体とは言いません。
③ 菅井氏は、「創造前の被造世界の構想を構築する前は、女性としての原型はどこにもないのです。」と言っています。
しかし、創造前の被造世界を構築する前は、神様は男性格としておられたので、男性ということです。
男性には女性性相も存在します。逆に女性には男性性相も存在します。
女性としての原型がどこにもないというということは間違っています。
以上のように、菅井氏は全く原理を理解していません。それどころか、原理を改竄しています。
岩崎栄樹 拝
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