本然世界に展開する真の父母様本体論論考 補足5

【今回の記事では、岩崎栄樹さんの論考 補足5を掲載します。なお承認制だったコメント欄を開放しますので、感想や意見のある方は、当記事コメント欄に書き込んでください。by ロード】

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〈性相が男、形状が女について〉

「旦那さんは何かというと、神の無形実体圏にあった性相が男であり、形状が女だったのです。その男と女が愛でもって一つになっていた双子なのです。双子だから通じるようになっているし、一つになれるようになっているのです。男、女は別々に生まれても、あった場合には一つになれるようになっているのです。教えなくても一つになるような引力作用があるのです。P.8

菅井氏は性相が男性、形状が女性だと思っています。しかし、原理を聞いた私たちは、男性は主体、女性は形状と理解しています。お父様の言われる性相が男、形状が女について考えてみたいと思います。
彼の性相は男性、形状は女性という考え方は間違っています。
例えば、心と体は性相と形状の関係です。陽性と陰性の関係ではありません。陽性と陰性は性相と形状の属性です。陽性の中に性相と形状、陰性の中に性相と形状が存在するのではなくて、性相の中に陽性と陰性があり、形状の中に陽性と陰性があるということです。
心にも陽的な明るい心、陰的な暗い心があり、体にも陽的な突出した部分、陰的な陥没した部分があります。

原理講論には、
「それでは、性相と形状の二性性相と、陽性と陰性の二性性相とは、互いにいかなる関係をもっているのだろうか。本来、神の本性相と本形状は、各々本陽性と本陰性の相対的関係をもって現象化するので、神の本陽性と本陰性は、各々本性相と本形状の属性である。それゆえ、「陽性と陰性とは、各々性相と形状との関係と同一なる関係を持っている。」したがって、陽性と陰性とは、内外、原因と結果、主体と対象、または縦と横との相対的関係をもっている。P.46」と記述されています。

ここで言う「同一なる関係」とは主体と対象の関係のことです。
ですから、上のみ言を言い換えると、
「陽性と陰性とは、性相と形状が主体と対象の関係にあるのと同じように、主体と対象の関係を持っている」
ということになります。

主体:性相・陽性⇒男性
対象:形状・陰性⇒女性

これは神の定義の二つ目に該当します。
「本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体」
この本性相的とは主体的、本形状的とは対象的という意味です。

また、なぜ主体と対象の関係でなければならないのかというと、格位がなければ ならないからであり、なぜ格位がなければならないかというと授受作用しなけれ ばならないからです。

授受作用しなければ生存(個性完成)、繁殖(子女繁殖)、作用(万物主管)し て永存できないからです。

よって、お父様の言われる性相が男、形状が女ということは、男が主体で女が対象という意味になります。

岩崎栄樹 拝





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