【本然世界に展開する真の父母様本体論論考 補足6】

【今回の記事では、岩崎栄樹さんの論考 補足6を掲載します。なお承認制だったコメント欄を開放しますので、感想や意見のある方は、当記事コメント欄に書き込んでください。by ロード】

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〈神様の直接主管〉

間接主管圏
被造物が成長期にある場合には、原理自体の主管性、または自律性によって成長するようになっている。したがって、神は原理の主管者としていまし給い、被造物が原理によって成長する結果だけを見るという、間接的な主管をされるので、この期間を神の間接主管圏、または、原理結果主管圏と称するのである。(原理講論P.79)

直接主管圏
直接主管圏とは何であり、またこれを創造された目的は、どこにあるのだろうか。神を中心として、ある主体と対象とが合成一体化して四位基台をつくり、神と心情において一体となり、主体の意のままに愛と美を完全に授受して、善の目的を完成することを直接主管という。(原理講論P.80)

★しかし、人間一人一人の霊人体を成長させ、生心を完成に至らせ、神様はそこに臨在されるようになるのです。真のお父様には夜の神様が臨在されます。そして、私たちには、昼の神様としての聖霊の働きにより、神様が臨在されたと同様の状態の生心となるのです。P.95
★夜の神様は真のお父様の生心に直接に霊的五感を共有されて臨在されますが、真のお母様にも、その息子娘としての私たちにも、聖霊を通して間接的に臨在されるのです。しかし、感じる実感としては、神様が臨在されていると同様の一体感を体恤することになるのです。P.143

最初に、私は、神様の臨在とは神様の直接主管と捉えています。
ところで、「アダムとエバが完成すれば、夜の神様はアダムとエバを直接主管される」とお父様は仰っています。しかし、菅井氏は真のお父様には、直接臨在されるけれども、真のお母様にも、その息子娘としての私たちにも、聖霊を通して間接的に臨在されると言っています。聖霊の働きとか、聖霊を通して間接的に臨在されると言っているのです。何故わざわざ親子が聖霊を介さないといけないのでしょうか。アダムとエバは完成していなくても神様と直接会話していました。天使ですら、完成していないのに直接神様と会話していました。
お父様だけは夜の神様に直接主管されるけれども、お母様をはじめ人類は皆、聖霊を通して直接主管されると言っているのです。これは直接主管ではなく間接主管ということになります。お父様のみ言葉を完全に無視し、原理を無視しています。そして、聖霊の捉え方も間違っています。間違いだらけの本体論と結論づけられます。

岩崎栄樹 拝





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