旧統一教会「宗教法人をつぶす前例になる」 解散請求受け反論会見

https://www.sankei.com/article/20231016-4WCORW7RTVINJINSTWH22V2VXM/

政府が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令を東京地裁に請求したことを巡り、教団は16日、東京都内の教団本部で記者会見を開き、岡村信男法務局長は「解散請求は遺憾で残念。宗教団体をつぶすことができる前例になる」と述べた。
教団は、政府が解散命令請求を決めた12日にも、「偏った情報に基づいて、政府がこのような重大な決断を下したことは痛恨の極み」との見解をホームページ上に公開。信者らへ法令順守の徹底を求めるなどした平成21年の「コンプライアンス宣言」以降、教会改革に積極的に取り組んできたと主張し、「今後は裁判において、私たちの法的な主張を行っていく予定」としていた。

過去に法令違反を理由に裁判所から解散命令を受けた宗教法人は、オウム真理教と明覚寺の2件。オウム真理教は請求から約7カ月、明覚寺は約3年、解散確定まで時間を要した。
両団体ともトップが深く関与した刑事事件があったが、民法の違法行為に基づく解散命令請求は旧統一教会が初めて。教団側が反論する姿勢をみせたことから、解散命令を巡る審議は長期化が予想される。
文化庁はこれまでにも、教団側が調査に十分に対応していないと判断して過料請求を通知したが、旧統一教会は「プライバシー保護のために開示・回答しなかった」などとする文書を東京地裁に提出している。











【感想】

独生女を信奉する家庭連合から天運は去った。いずれの方向に進んだとしても、最後は崩壊の運命である。それにしてもお粗末な対応である。日本政府から解散命令請求が出されそうな瀬戸際になった時に「プライバシー保護のために開示・回答しなかった」との理由で質問権行使に無回答とは自傷行為である。回答が公開されるはずがないから、誠意を見せて全て回答すべきであった。岡村氏ではなく勅使河原氏であれば、こんなミスはしなかっただろう。既に世論の風は反統一教会で定着して孤立無援である。これを反転させるには相当な秘策が必要であろうが、天運が離れた家庭連合にそんな秘策があるとは思えない。




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