「台湾の警告なぜ無視」 トランプ氏がツイッターでWHO批判

「台湾の警告なぜ無視」 トランプ氏がツイッターでWHO批判

https://www.sankei.com/smp/world/news/200418/wor2004180021-s1.html

【ワシントン=黒瀬悦成、台北矢板明夫】トランプ米大統領は17日、新型コロナウイルスに対する世界保健機関(WHO)の対応に関し、ツイッターで「昨年12月に台湾の保健当局者が『新型コロナは人・人感染の恐れがある』と警告していたメールをなぜ無視したのか」とする専門家の発言を引用して批判した。   

 トランプ氏が引用したのは、14日にFOXニュース(電子版)に掲載された米政策研究機関フーバー研究所のランヒー・チェン上級研究員(公共政策)の寄稿。チェン氏は「WHOがメールを無視したのは、中国の機嫌を損ねないよう、台湾を常に敵視しているためだ」と指摘している。

台湾中央感染症指揮センターによれば、台湾の保健当局は昨年12月31日、中国・武漢で呼吸器系の感染症が発生しているとの情報に基づき、WHOの連絡窓口に電子メールで通報。重症急性呼吸器症候群(SARS)を疑わせるような症状があることや「患者が隔離治療を受けている」ことを明記したという。同センターは、公共衛生分野のプロなら「隔離治療」に関する一節をみれば、人・人感染の可能性を判断できると説明した。WHOからは「受信した」とだけ返事があったという。

 トランプ氏のツイートはまた、「WHOはなぜ、1月と2月にウイルスに関し不正確または誤解を招く主張をして感染を世界に拡大させたのか」「WHOはなぜ、具体的対策をとるまで延々と待ち続けたのか」とするチェン氏の問題提起を紹介し、米国が資金拠出の停止を表明したWHOを追及していく構えを示した。

 トランプ氏は別のツイートで、中国が感染発生地である中国湖北省武漢市での死者数を情報修正したことに関し「中国は目に見えない敵からの死者数を2倍にして公表した」と指摘し、「実際の数はもっと多い。米国(の死者数)よりもはるかに多い」と主張した。



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【感想】

トランプ大統領は、習近平政権とWHOに対して戦闘モードに突入した。日本政府は今まで国連重視のスタンスであったが、安倍首相はG7テレビ会議でWHOの検証が必要と発言し、立ち位置を是正しつつある。更に踏み込んで日本もWHOへの拠出金停止の検討を始めるべきだ。現在台湾とWHOは加盟問題と人種差別問題で対立している。トランプ政権は台湾への肩入れを鮮明にし、将来の台湾の国家承認・米台首脳会談に向けて地ならしが始まった。中国では民衆の不満は暴発寸前である。失業者は2億人に達し、欧米からの受注が激減した会社経営者は保険金を受け取ろうと自社に放火している。ハルビンや上海では感染爆発が起きつつある。日本では全国に向けて緊急事態宣言が発令され、一律に自粛要請されている。しかし重篤患者数・死者数の分布を見れば、70歳以上の高齢者が危険である。例年インフルエンザで1万人が亡くなっても経済活動を止めることはない。遠くない時期に60歳以下の経済活動は再開しても良いと思う。また「3密を避けよう」という指導方針は飛沫感染を想定している。但し飛沫感染に関しても満員電車はクラスターになっておらず、大声を出さなければ危険性は低い。そして飛沫感染よりも、大皿料理を複数人で食べる中華料理スタイルなどの接触感染の方が危険性が高い。こうしたデータの蓄積により、指導方針を変更しても良いと思う。





by ロード




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