教会内部のしがらみと戦った英雄的信徒たち

統一運動の歴史の中で、新しい時代を切り開いた英雄的信徒が何人かいた。


たとえば黒板講義による一本釣り伝道が全盛の時代に、ビデオセンターでのビデオ講義による大量伝道を思いついた倉原講師も、そのひとりである。教会内部からは「人から人へ直接語り掛ける波動によって、人間の心霊は生かされるのであり、機械を通して伝わるものか」と心無い非難を受け続けた。しかし倉原先生の信念は揺るがない。本部から経済的支援を受けられないならば、実家から復帰した数千万円の資金を元手にビデオセンターを立ち上げ、自らビデオ講師となって、見事な実績を築き、大量伝道時代の重い扉をこじ開けた。


また、世間が眉をひそめる経済活動が全盛の時代に、社会的に認められる立派な会社を立ち上げ、大きく摂理に貢献することを夢見る男E氏も、そのひとりであった。E氏はアモルファス男M氏と出会い、パソコン関連企業を設立した。E氏は巡回師から「あなたは兄弟姉妹をパソコン漬けにして、彼らの心霊を殺す気ですか」と激しく攻撃された。それでも信念を貫いて、一時は統一運動の看板企業となるW社を育て上げた。


このように、教会内部との摩擦が激しい時こそ、大きな飛躍のチャンスかもしれない。


現在、サンクチュアリの内部で、一見、孤軍奮闘、激しく攻撃され、袋叩きに遭っているように見える兄弟がいるとすれば、彼こそ摂理の流れを変える力を秘めた英雄的信徒なのかもしれない。




by ロード



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